心と身体を繋ぐ自律神経

呼吸と自律神経についてお話します。

 

自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」があります。

緊張状態に優位になるのが「交感神経」、リラックス時に優位になるのが「副交感神経」で、これらは交互に働くことで心と身体のバランスを保ってます。

 

このバランスが崩れる要因には、体質や性格、思考といった「内的要因」と、職場や家庭環境、対人関係、気候といった「外的要因」に分けられます。

 

自律神経は無意識に働く神経であり、自律神経を自らコントロールすることは難しいとされています。

 

例えば、「体温を下げてみようっ」と思っても体温は下がりません、「胃の消化を促進させよう!」と思ってもできるものではありませんよねっ

身体の中で働く機能たちは自律神経によって調節されています。

 

自律神経が乱れるとき、精神的なものから肉体的なものなどさまざまな要因があり、どちらが原因で不調なのかというのもはっきりわからない場合も。

これらの2つの要因から、自律神経は心を身体を繋ぐ継所とも言われています。

 

この自律神経のバランスを整えるために有効なのが「呼吸」です。

 

それでは皆さん、

「息吸って~!」「吐いて~!」と言われたら、できますよね?

 

そうなんですっ。呼吸は自分の意志でコントロールし行えます。深い呼吸も、短い呼吸も。

意識をしなくても、呼吸は行えていますよね。寝てるときもそうです、それは自律神経の働きによるものなのです。

 

私たちは普段自律神経の働きによって無意識に呼吸を行っています。

ですが自分の意志で早い呼吸や遅い呼吸を行うことができます。

 

実際こんな体験ないでしょうか?

緊張しているとき 「大きく息吸って~~吐く~(フぅ~。。)」 そう深呼吸。

 

こんな体験がある方は緊張状態を開放してあげようとするときに行っていたんですね。

 

ということは!呼吸をコントロールすることで、意図的に自律神経に呼びかけることも可能ということなのです!

 

ヨガのレッスンを受けられているかたは感じている方もいると思うのですが、

呼吸に意識を向けるということは、自分の身体との会話にもつながっていきます。

ぜひ、もう少しだけ日常生活の中で無意識に行っている呼吸に目を向けてみてあげてください♪

 

また次回も呼吸についてお話したいと思います♪ 素敵な週末を❤ 

  

                                                  Riyon